2018年12月02日

落ち葉道

 山暮らしの中でも いちばん季節感が現れるのが

秋から冬への木々のバトンタッチ。

 木々は葉を落とし、地面は落ち葉のじゅうたん。


 おかげで辺りはすっかり見通しがよくなりました。

そんな山道を歩いていると

 ふと目に入ったのが 落ち葉に同化したチョウ。


 タテハチョウの仲間 シータテハ。

羽裏に「c」の文字があるので こんな名前が付いています。

 越冬するチョウで、春も真っ先に飛び始めるのが このチョウなのです。  

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2018年03月19日

「蓼科 森の鼓動」 作品展

 現在 長野県茅野市の陶仙房・須栗平ギャラリーにて

「蓼科 森の鼓動」と題して

木工作品展を開催しています。


蓼科高原に工房を開設して20年

お世話になったお礼も込めて

蓼科の自然の素顔を 蓼科の木で作ったフレームに入れて

コメントも混ぜながら展示



屋根裏ギャラリーと名付けられた

ほんとの屋根裏を改装したギャラリースペース


会期は1か月と長いのですが、ギャラリーは冬営業中で、

週末 金・土・日 のオープンです。


  

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2017年10月25日

鳥たちの食卓

 秋の野山は食糧の宝庫

鳥たちは木や草の実を競って食べる

 我が家の庭には タラやウドの黒く熟した実がたくさんあり、

入れ替わり 鳥たちの食卓になる


 中でも 体の大きいヒヨドリは

他の鳥を追い払って パクリパクリと、食べ尽くす勢い


 しかしタラの実は 細い花茎にたくさん生るので

当然 食べ残しが・・・


 このあと もう少し小さい鳥が来て 食べ、そしてさらに小さいのが・・・

自然界は うまく回っている  

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2016年11月20日

紅葉最終便

 短い秋が終わろうとしている。

標高が1000mを超える ここ蓼科では

最後のコナラの葉が色づいて

木枯しが吹くと散ってしまいそう。


 家の前の山道は落ち葉で埋め尽くされ

どこが道だか分からない状態。


 冬支度まだなんだけど

家の外階段の”すべり止め”用に

枯れススキを刈った。

このあとボイラーの冬囲いをして、薪を割って・・・

雪はもう少し待ってほしい。  

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2015年11月16日

紅葉と青空と・・

 ここのところ 天気が良くなかったのが、

昨日午後から ようやく晴れて

 終わりかけの紅葉がきれいだ。


 この辺りにいちばん多いナラの木も散りはじめ、

 家の前の山道は 落ち葉の道になった。


 下ばかり見ていたら

青空が「こっちも見ろよ!」と言ったか 言わないか

見上げると 細い三日月から放たれた矢のように

ひこうき雲が・・・


  

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2015年11月11日

足元の紅葉も・・・

 秋も深まり、紅葉の便りだらけのこのごろ。

イロハモミジの紅葉は 誰の目にも、文句なくきれいだ。


 そのモミジが散り始めると、

足元で 2度目の紅葉がはじまる。


 モミジとは なんと律儀な木なのか。

散っても名を残す”紅葉(もみじ)”


 こんな小さな紅葉も

 ウリカエデの幼木。
秋の彩りに 一役買っているつもりだろうか・・・

  

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2015年11月06日

紅葉真っ盛り

 良い天気の中、

ここ蓼科では紅葉の最盛期。

特にイロハカエデの赤の右に出るものは無い。

 この葉は少し色が黄みがかっても、

またそれも良し。


 しかししかし、さらに上がいた。

夕方に、沈みかけた太陽の光を受けて輝く空だ。


 木々の黒いシルエットも

またそれを引き立てる。

 蓼科に住んで良かった と思わせる瞬間!  

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2015年11月05日

ヤマイモ掘り

 今年最後の畑仕事は

ヤマイモ掘り。

 収穫したうち 食べられそうな太さのは、5~6本。

あとのは来年の種イモにします。


 1本だけ 立派なヤマイモ、しかし途中でポキリ!

残念! これも淡竹の地下茎のせい。

 イモの脇に”突き棒”を刺したところ、

ちょうど地下茎が走っていて当たり、突き棒は はじかれてイモへ・・・

10cmくらいが犠牲になってしまった。


  ムカゴから芽が出て伸びたのを見つけた。

こうやって増えていくのか!



 頭上のコナラが、昨日よりもさらに

黄金色に輝いていた。


  

Posted by 森の木細工屋 at 08:39Comments(0)

2015年11月03日

キラキラ、雨上りの朝に

 昨日の雨が恵み・・

雨上りの朝に、森はキラキラ輝いて


 赤が終わりに近づき

今は黄色と茶色が主役の秋

 クリ、コナラ、ミズナラの色が朝陽にまぶしい


 八ヶ岳山麓のカラマツの黄葉は

標高1000m付近まで広がり

我が家の周りも色づき華やか

 これらの黄葉が散ると

一気に冬へと向かうのです  

Posted by 森の木細工屋 at 08:39Comments(2)

2015年10月31日

逆さまも平気なシジュウカラ

 秋も深まり、寒さに震えるころに

鳥たちは家の周りに集まってくる。

 冬に備えて薪割りをしていると、シジュウカラが寄って来た。

目的は木の中にいる虫。 大好物には目がない。

わざと目の前を横切ったりして。


無視をしていると、

近くのサワフタギの実を食べだした。
 

 このブルーの実は、今は黒く熟しているので美味しいのか?

未だに残っているのは、多分そんなに美味しくはないのかも知れない。
 
 家の反対側には 美味しいウドの実があるのに・・

それにしてもカラ類の鳥たちは平気で逆さまに止まる。  

Posted by 森の木細工屋 at 23:15Comments(0)

2015年09月27日

早くもクリタケが・・

 秋の代表「クリ」を拾いに林に入って、

クリより先に見つけたのが、

クリタケ!

 まだ早いよな・・って油断していた。
もちろん収穫。


 今晩 さっそく「いただきます!」  

Posted by 森の木細工屋 at 18:35Comments(0)

2015年09月25日

八ケ岳にも秋の気配・・

 昨日からの雨で肌寒い蓼科、

このまま一桁台の気温になってしまうのだろうか。

 予報では また暖かくなるとか。

家の周りでは虫たちが、残り少なくなってきた花に

集合しての吸蜜合戦をくり広げています。

ヒヨドリバナにメスグロヒョウモン(♀)


ウドの花にメスグロヒョウモン(♂)


コウゾリナにモンシロチョウ

 木の実が色づき、森はにぎやか。

トチの実


色づいたサンショウの実

 この時期 特に華やかなのがツリバナ

 私は「森の花火」と名付けています。

この木の下に行って 下から見上げると、

赤い花火が打ち上げられたような・・・  

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2014年10月25日

我が家は紅葉の中・・

 紅葉が山を染めて、麓に下りてきました。

我が家の周りは 色とりどりの錦織りのじゅうたん。


クリの黄葉


ミズナラ


ウワミズザクラ


赤が少ない中でのマルバアオダモ


ヤマボウシ


赤と言えば木の実、ガマズミ

紅葉は見に行かなくても、居ながらに・・・
  

Posted by 森の木細工屋 at 22:33Comments(0)

2014年09月29日

クリタケ、クリタケ、そしてクリタケ!

 台風くずれの低気圧がもたらした雨の後、

山はキノコだらけに・・

 そんな中、以前伐採したナラの切り株に

次々と出てきたクリタケ。


 他のキノコがびっしりと生えているのを避けながら

かなりの大株になっている。


 山道を車で通ると、あちこちに車が止まっていて、

本当に信州人はキノコ好き。  

Posted by 森の木細工屋 at 08:51Comments(0)

2014年09月17日

山は収穫の秋

 そろそろかな?と思って山へ。

いつものトチの木の下、ありましたトチの実。


 昨年は蛾の大量発生で 葉が食い尽くされ、

無残な姿の木でしたが、今年はたくさんの実がついています。

 林床には 木漏れ日を受けて、白く輝くキノコ。

ホコリタケの幼菌です。


 日数がたつと茶色くなり、頭から湯気ならぬホコリのような粉を吹く。

そう、胞子を飛ばすんです。


 幼菌のうちは食べられる とは言いますが、美味しくないそうな・・・

  

Posted by 森の木細工屋 at 22:58Comments(0)

2014年09月08日

見事な空の波

 夕方 仕事を終えて外に出ると、

空一面の雲の波。

 いや、波状の雲、波状雲というらしい。

雲が 上空の強い風の影響で波立つことによってできるとか。


 少し経って 再び空を見たら、雲の波は消えていた。

夜、月が眩しく輝いている。今日は十五夜だ。  

Posted by 森の木細工屋 at 21:54Comments(0)

2013年11月05日

今年最後の収穫は・・

 気持ち良く晴れた一日、

今年最後の畑仕事は、

ヤマイモ掘り。


 小さいながらも ネバネバが強い、我が家のヤマイモ。

比較的太い芋は食卓に、細いのは 来年の種芋に。

 夕陽がきれいでした。
  

Posted by 森の木細工屋 at 18:18Comments(0)

2013年10月28日

ついに 初霜が・・

 蓼科の今朝は ついに0°C、

車のフロントガラスに、保護シートをかけておいてよかった。


 快晴の空から朝陽がさすと、

草が霜で覆われていた。


 標高1100mにも、ついに初霜です。

今年の冬は 早くやってくるらしいので、冬支度は早めに。
  

Posted by 森の木細工屋 at 18:14Comments(0)

2013年10月27日

晴れた日の夕陽は

 晴れた日の朝は、冬を思わせる冷え込み。

家の外の温度計は1°Cを指していました。

 工房はストーブを焚かないと仕事になりません。

夕方 西の空が真っ赤、思わず外へ。


 紅葉も この色には勝てません。

ヤマボウシもけっこう赤いのですが。
  

Posted by 森の木細工屋 at 21:37Comments(0)

2013年10月26日

紅葉進む蓼科

 昨夜から降りっぱなしの雨が ようやくあがって、

午後からは 陽も射して、

見ると 家のすぐ裏手の山は、色とりどりの紅葉が。


 ナラやカラマツは まだ緑が勝っていますが、

サクラ、クリ、トチ などはかなり色づいています。

 中でもダンコウバイの黄色は 目を見張るものがあります。


 そして ツリバナやマルバアオダモの深い赤も見逃せません。


今晩からは ぐっと寒くなりそうです。
  

Posted by 森の木細工屋 at 21:47Comments(0)