森の木細工日記

　歳の瀬ギリギリで　完成した室内柵を設置に行ってきました。

ゴールデンの「はなちゃん」は大歓迎。


　柵扉は貫木に苦労したので、ご依頼主様に喜んでもらい、

一安心でした。

　早速　はなちゃん　に、柵の感触を確かめてもらったところ、


ＯＫをもらいました。

　材はシオジとヤマザクラ、徐々にいい色になり、

部屋に融け込んでくれるでしょう。  

　雪が降ると、鳥たちは家の周りに集まって、

「何かちょうだい！」　と騒ぎ、そのしつこさに負けて、

ヒマワリの種を　餌台に入れてあげるのです。

　カラ類は　これが大好きで、その争奪戦は　見ていて飽きないシーンです。

一番小さいコガラは、一番うるさいヤマガラのそばで空くのを待つことしばし。


　次々と食べに来る鳥たちに、なかなか順番が回ってきません。

ヤマガラが　くわえて飛び立った、次の瞬間


すかさず餌台に入り、


ヒマワリをくわえて、見ているこちらも　ホッと一息。

　小さなくちばしから　かなりはみ出して、ちょっと　お茶目　を感じて、

余計に可愛らしく思ってしまうのです。  

　今朝は　この冬いちばんの寒い朝でした。

外の温度計は　－14℃をさしていたし、

室温も６℃。

　１２月で　こんなに寒いのは、この地に移り住んでから初めてでした。

大雪も困るけれど、極低温も　ご勘弁願いたいところです。

　そんな日は　もちろん快晴。

八ケ岳は　その雄姿を、陽が落ちるまで見せてくれました。
  

　どうしても年内に架けたいので、

というオーダーにお応えして、作ってしまいました。


　猫をデザインした時計は　数あるのですが、

こういう　ほっこりするものは、あまり作りません。

　可愛い作品は、作品で評価を受ける前に、

可愛さで評価をされてしまうので。

　でも、この格好のモデルは、


　うちの愛猫ですから。良しとしましょう。

  

　昨夜から　ちらちら雪が　今朝まで続いて、

積もったかな？　と思ったら、

サラサラ雪で、薄ら地面を隠した程度。

　でも　その下は凍結しているので　要注意。

　八ヶ岳から朝陽が昇る前、

雲が輝いた。


　山の向こうの朝陽に輝く山頂雲が、

シルエットの八ヶ岳を引き立てていました。
  

　昨日は　朝起きたら、いきなり16cmの積雪。

この冬初の雪かきで、腰が悲鳴をあげる始末。

　近くのクリスマスツリーは、雪を乗せて　いい形に。


　雪が降ると、待っているのが彼ら。

雪の日限定のエサ台は　朝から大賑わい。


　ヒマワリの種は　油脂分が多いので、

小鳥にとっては、寒い冬を乗り切る　ご馳走なのです。

　一年中あげている人がいますが、

小鳥もメタボになってしまうので、冬限定でお願いします。  

　先日（14日）、仕事で山梨県に行っての帰り道、

八ケ岳が良く見える場所で、ついつい脇見運転を。

　その時　八ケ岳のすぐ上に、横に広がる雲が。


　この雲が気になって、車を止めて見入ってしまった。

大きなレンズ雲？　いや、平べったい巨大ＵＦＯ？

  

　先日降った雪が、ここのところの低温で融けずに残っています。

寒さに負けて、工房のストーブで使う薪（と言っても枯れ木ですが）集めが、

滞りがちのこの頃、意を決して雪の中へ。

　雪は　いろいろなものを残してくれていました。

シカの足跡、


これは　ウサギ　かも知れません。

　足跡以外でも、違う目線で探すと、こんな造形が

　このアーチが　とても気になって、しばらく眺めてしまいました。
  

　今朝の外気温は　－11℃、人の住む所じゃないかも。

いつもなら1月後半から2月上旬の温度。

　2月なら、あと少し我慢をすれば　春が・・

と思えますが、12月に遭ってしまうと　この先が思い遣られます。

　ここ2週間くらい　職業病の腰痛がひどく、寒さもあって　愚痴ばかり。

そんな時は　猫の寝顔、　ん？　どういう繋がり？


それは・・・

　寒いと　外に出たくない。

薪ストーブの傍でぐずぐずしていると、すぐ脇の椅子で猫が寝ている。


　その寝顔を見ていると、つい　いたずらをしたくなり、アップで激写！

「うるさいな、早く仕事に行きなよ」　と、椅子から下りて　床にゴロリ。


　しかたなく　外に出る。

　お粗末さまでした。  

　寒い朝、外気温は－９℃。　まだ１２月に入ったばかりなのに。

真冬の温度に、外仕事は気乗りがしない。

　部屋でぐずぐずしていると、「ゴン！」という音が。

「また鳥が激突したようだ。」　と、窓を開けて外を見ても、　らしき姿は見えない。

　それから１時間ほどして、外に出ると、例の窓の下に　鳥がうずくまっている。


　シメだ。身動きもしない。何となく目がうつろに見える。

「おい、大丈夫か？」と　嘴を指で突くと、ちょっと首を動かした。

　少しダメージがあるようなので　そのままそっとしておくことにした。


　それから１時間くらいたって、見ると、いない。

よかった回復したか。と思ったら、すぐ近くの木の枝に止まって、じっとしている。


　かなりのダメージだったようで、昼過ぎまで　ずっと同じ枝で固まっていた。

夕方、　見ると　もういなかった。　よかった、回復したようだ。

　毎年　５羽くらい、窓に衝突する。

木に囲まれていると　どうしても窓に木々が映り込むので　事故がおきてしまう。





  

　今朝も　ちょっと回り道。

八ケ岳は雲が厚く、振り返ると諏訪湖が。


　湖の上は　水分が多いのか、雲が発生。

雲の上から　下界を見下ろすのは、

何となく　優越感？　寒いけれど。