森の木細工日記

　畑の　すぐ脇に、ヒルガオが咲きはじめました。
まさに　夏の顔です。
夜にはしぼむくせに、日中の強い陽射しには　びくともしないで。


　家の、仕事場の窓の外にも　蔓を這わせたのですが、
どうも　大きくなりません。

　やはり　自然にまかせるのが　いちばんのようです。


　自家製たい肥からでてきたカボチャは　順調に育って、
大きな花には　虫たちが潜り込んで、
受粉を助けながら　蜜を吸っていました。

　暑くて　長居はできないので、人間は早々に退散。  

　畑の　すぐ隣の草むらに、昔　桑の木があって、
毎年伸びては切られ、また伸びて　を繰り返していました。

　それが　いつしかなくなって、そして数年前から　別の木が生えて、
葉の形から　マメ科の植物だとは分かっていたのです。

　どうも　ねむの木　のようだ、と思っていたら、
今年　つぼみ　ができて、ついに花がお目見え。

　やはり　ねむの木　でした。

　どうして　ここに？　　疑問はつきませんが、花がきれいなので　ま、いいか。  

　
我が家の愛猫「ブッチ」、あまり人懐っこく振る舞わず、
「可愛くないね、お前は」と言ってしまうこともありました。
マイペースで行動するのが　猫の本来の姿なので、
それでよし、ということですよね。


　しかし、兄弟猫が今年３月に死んで、
ライバルの黒猫「ふく」と２匹になると、ケンカの毎日。

　そして　最近は、やたらと人にまとわりつく。
どうやら　生き方を変えたらしい。
　あまりくっつかれると　煩わしい気もするけど、
人より　はるかに短い猫生、　愛情は目いっぱい注いで。

　書くことがない時の”猫だのみ”　でした。
　  

　名前が分からずに　気になっていたシジミチョウ、
羽を閉じているのを見つけ、すかざず撮影。

　そして　ＷＥＢ図鑑で捜すと、その名は「ヒメシジミ」。
これで　すっきり！  

　またまた　虫のはなし。
朝　畑に行くと、朝露が玉になって葉の上に連なっている中、
シジミチョウが　羽を目いっぱい広げて、僅かな陽の光を受けていました。
まるで乾かしているかのように。

　ところで、シジミチョウは種類が多く、これはいったい何シジミ？
ＷＥＢで探すも、ルリシジミ？ヤマトシジミ？ツバメシジミ？


　ノリウツギの花が咲きはじめました。
こちらも虫集めが得意。
　晴れた日は、満席状態になります。
　  

　梅雨空の下、「今年は花が少ないので、ミツバチが困っている」
と、近くでミツバチを飼っている農家のおじいさんが言っていました。

　だから、雑草の代表・ハルジョオンを刈らずにいたのです（草刈りをサボった言い訳）。
雨が上がると、すぐに虫たちが　花を目がけて集まってきます。


　名前も知らない　小さなハチが、カメラを無視して吸蜜に夢中。
陽射しが強くなると　チョウたちが飛び交い、もっと賑やかになります。

　雑草といえども、自然界の中では　役割を持っている。
人生の教訓かも。  

　梅雨時期は　いろいろな虫たちに会えるので、歩き回るのが楽しみ。
今日は　交尾中のカメムシをウォッチ。
　カメムシというと　やっかいで、嫌いな虫のナンバー１.

　でも、いろいろな色や模様で　楽しませてくれる。

　
　傍に咲いているヤマホタルブクロを見逃すところだった。

  

　
　諏訪地方のコミュニティＦＭ、ＬＣＶ－ＦＭの開局５周年の記念番組で、
生中継が　原村の八ヶ岳自然文化園にやってきました。
　
　その中で　来週開催のクラフト市の告知を行えるとのことで、
生出演しました。

　インタビューが終わって、記念にもらったのが、このステッカー。


　普段　しゃべり慣れていないと、自分でも何を話したのか
よく覚えていません。  

　草の葉の上で　アリが３匹、何やらヒソヒソ話を。
何を語らっているのか。


　ウツボグサが咲き出した。
夏を告げる花だ。
　どんどん場所を移動していく。
そのうち　どこかに行ってしまいそう。