森の木細工日記

　畑で　収穫のために　籠を置いておいたら、中にクワガタが入っていた。
籠を登っては落ちて、また繰り返して。

　そのうち　出て行った。
コクワガタだ。あまり見向きもされない、可哀そうな昆虫。

　早くもススキが穂を出して、秋が近いことを伝えている。
  

　夏の終わり、家の周りのナラの木に　ドングリが実をつけはじめています。

　しかし、小さな実のついた枝先が　数枚の葉を残したまま、いたるところに落下。
原因は、虫が未熟なドングリに卵を産みつけ、他の虫から守るために　枝ごと切って落とすらしい。

　枝についているのと、地面に落ちるのと　どちらがより子孫繁栄になるのだろうか？