2010年06月22日

肥料なしで野菜は育つのか


 枝豆の苗がポットの中で「早く植えてよ!」
と叫んでいる。
 やむなく肥料無しで、畑に植えることにした。
肥料は 畑の脇に積んであるのだが、
使えない訳がある。

 カブト虫だ。
その堆肥の中で育っているので、掘り出してしまうのは酷だ。
いま蛹の状態で、もう少しで成虫になりそう。

 「早く出てくれ」と声をかけたら、
中でモソモソと動いた。
 飴細工のようだったツノも、かなりしっかりとしてきた。

 自然の営みと、おいしい枝豆が食べたいという人間の事情。
その板ばさみが、もう少し続く。  

Posted by 森の木細工屋 at 21:52Comments(0)

2010年06月18日

サムライブルーの応援花


 雨の中、アヤメが咲いている。
サムライジャパンを応援するかのように、
濃いブルーが雨に光る。

 ところで、アヤメは水辺に咲くと思っている人が意外に多い。
友人にアヤメを株分けしてあげたが、花が咲かないと言う。
 見に行ったら、ジメッとしたところで、ひょろっとしていた。
日当たりの良い草むらに咲くことを教えたら、びっくりしていた。

 白いガマズミの花が咲き始めた。
この花が咲くと、林の中が明るくなる。
  

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2010年06月13日

前代未聞のツリーハウス

 小諸の「ギャラリーむぎ草」に行ったとき、
作りかけのツリーハウスは どうなったか、
気になって見に行く。
 鉄の作家氏が ひとりでこつこつと作っているのだが、
その奇抜なアイデアが、何とも興味をそそる。

 谷に下りていくと、その姿は以前とあまり変わっていないように見える。
しかし、屋根の上に鉄骨のフレームがあって、
そのフレームには鉄の長いアームが乗っかっている。
 実は、このアームの先にゴンドラを吊るして、
ヤジロベエにするのだとか。
 しかし、吊るすゴンドラが重いので、上にワイヤーを張って、
荷重を受けないと、アームが曲がってしまい、
ヤジロベエにならない。
 出来上がって見ないと 何とも言えないが、
1番に乗りたくはない。
  

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2010年06月08日

ゼロ磁場で何か?


 駒ヶ根市でのイベントのついでに、
思い立って、今 話題の「ゼロ磁場」のある大鹿村・分杭峠に行ってみた。
 駒ヶ根から南アルプスに向かって細い山道を登っていくと、
「車は乗り入れ禁止、シャトルバスへ」との看板が。

 あと1kmなのに、と思いつつ3kmも下り、シャトルバスへ。
平日でも けっこうな人が。
シャトルバスはすぐに満員。
 片道600円は高いな、と思いつつ 往復1200円を払い、バスに乗る。

 わずか10分で例の場所へ。
人の列にくっついて山道を下ると、
急斜面に大勢の人が、まるで映画でも見ているかのごとく
並んで座り、じっとしている。

 突然思い立って来たので、何の準備もしていない。
ちょっと油断をすると落っこちそうなところに
わずかな紙切れを敷いて腰を下ろした。

 1時間いないと効果が無いと言われ、
我慢をして座っていたが、何も感じない。
 どんな効果があるの?
 何か体に変化を感じるの?
疑問ばかりが頭に浮かぶ。

 よし1時間たった。
苦しい姿勢で座っていたので
その場を離れるときの開放された気分が良い。


 この後、少し登ったところにある湧き水が、
ゼロ磁場の水ということなので、
持っていたペットボトルに汲んだ。
 傍らには「飲み水ではありません」との立て札が。
ひと口飲んでみたが「ただの湧き水」。

 あとで沸かしてコーヒーを入れたが、
やはり「ただのお湯」。
 信仰心のない僕には、
まったく変化を感じない「ゼロ磁場の1日」でした。
  

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