2017年09月08日

夏はチョウの季節 その2

 春も 秋にもチョウは飛ぶんですが

撮り手の都合で 夏がいちばん・・・

ということで その2

タテハチョウの仲間

ミドリヒョウモン
元気に飛び回る、ヒョウモンチョウの代表


メスグロヒョウモン
その名の通り、メスは黒っぽい。雄雌でなぜこんなに色が違うのか疑問。


ルリタテハ
表は瑠璃色の帯が入り 目立つが、裏は完全な落ち葉の保護色


サカハチチョウ
小形のタテハチョウで、夏と春、雄と雌でまったく別人
この写真は、今年初めて見た夏型の雌


ヒメウラナミジャノメ
小さい 見落としてしまいそうな地味なチョウ


クロヒカゲ
地味チョウの代表  でも最もフレンドリーなチョウ
私が外に出ると すぐに寄ってきて、帽子や肩に止まる
目の前に止まって 羽を震わすパフォーマンスを見せてくれる


このタテハチョウの仲間が いちばん多いかもしれない


  

Posted by 森の木細工屋 at 08:35Comments(0)

2017年09月04日

夏はチョウの季節・その1

 梅雨の時期から 雑草の成長が早く

家の周りは庭とはとても言えない状態に

 これには(言い)訳があって・・・

こんなに自然の中に住んでいるのにチョウが少ないな・・・

・・・・・
草は花にチョウが集まるだけでなく、卵を産んで食草になる

 そこで今年は「雑草を刈らない」とどうなるか実験を

~~~~

 かなりチョウの種類や数が増えた気がする

写真に撮れたチョウを並べてみる

まずはシジミチョウ類

ベニシジミ(全国で普通に見られる)


ヒメシジミ(最少、数が減少傾向に)


ハヤシミドリシジミ(青が美しい、山のチョウ、なかなか見られない)


ミズイロオナガシジミ(全国に生息するが、地味な色で あまり目にしない)


ミドリシジミ(かなり広範囲に生息する。色がきれい)


ツバメシジミ(全国で普通に見られる)


産卵や吸蜜する草木が刈られて、生息域が狭くなって

いずれ絶滅危惧種になるかもしれないので

「チョウは捕らずに 写真に撮る」

そう強く言いたい夏でした


  

Posted by 森の木細工屋 at 09:11Comments(0)

2017年05月17日

春、チョウ、次々と・・

 蓼科高原も桜がそろそろ終わり

次は虫たちの出番か

 越冬していたチョウたちが次々と・・

先月 早々と出現したのがキタテハ


続いて モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ


5月に入ると スジグロシロチョウが交尾を

ちょっと失礼して盗撮

そしてコミスジ


シジミチョウは飛び回っていて誰だか分らなかったのですが

やっと1枚撮れて、これはツバメシジミ

羽の後ろに突起が見えて特定できました

「全国 蝶の調査」に参加しているので

仕事の合間に家の周りを”徘徊”しています

チョウは捕らずに撮りましょう!

  

Posted by 森の木細工屋 at 08:39Comments(0)

2017年04月06日

蓼科にも春が・・

 ここ2日 蓼科でも、朝の気温がマイナスから解放

昼間の気温も10度超え

すると初チョウが飛来

キタテハです

越冬する このチョウは

いつも一番乗りで飛びはじめます  

Posted by 森の木細工屋 at 22:31Comments(0)

2016年06月28日

今年の梅雨はどうなる?

 6月も終わろうとしている長野県蓼科。

梅雨空が続いているが、今日は最高気温が17℃。

晴れれば25℃くらいには上昇する。

 雨露に濡れた草木は成長が早い。ここは水不足なんて皆無。


 虫たちは わずかな陽射しを見つけて羽を乾かす。





 夏を待てずに咲きだしたのは、

 ウツボグサ


 ノリウツギ

 足元に見つけた

四葉のクローバー、でもよく見ると・・・

真ん中に小さな葉がもう1枚。

ってことは? 五葉のクローバー?

 梅雨もまた楽し~山暮らし・・・  

Posted by 森の木細工屋 at 22:37Comments(0)

2016年03月08日

春だ~!

 春を通り越しそうな気温、

長野県蓼科でも日中21℃まで上昇。

花も虫も あわてて動き出した。

昨日つぼみだった寒紅梅は一気に咲き出す。

すると、どこからともなくミツバチが飛んできた。

梅もミツバチも、こんなに早くから見られることなんて、メッタにないぞ。

 いつも春一番はバッコヤナギのはず、見に行くと

やっぱり咲いていた。

 バッコヤナギと寒紅梅が一緒に咲くとは・・

どこかで越冬していたキタテハが飛んできて、

丸太の上で日光浴を始めた。

明日からまた冬に逆戻りの予報、

なんと過酷なアップダウンなのか・・・  

Posted by 森の木細工屋 at 22:42Comments(0)

2016年03月07日

春かな?

 長野県蓼科、ここでも朝の気温がプラスになった。

春が来たのか? いや、だまされないぞ。

 今年の季節は そんな単純なものではなさそう・・・

フキノトウが顔を出し、


 紅梅の蕾も赤く色づき、


 工房ではクモが這い出し、仕事の邪魔を・・・


 でもまた 週末にかけて寒くなり、雪かも・・・  

Posted by 森の木細工屋 at 22:56Comments(0)

2015年09月25日

八ケ岳にも秋の気配・・

 昨日からの雨で肌寒い蓼科、

このまま一桁台の気温になってしまうのだろうか。

 予報では また暖かくなるとか。

家の周りでは虫たちが、残り少なくなってきた花に

集合しての吸蜜合戦をくり広げています。

ヒヨドリバナにメスグロヒョウモン(♀)


ウドの花にメスグロヒョウモン(♂)


コウゾリナにモンシロチョウ

 木の実が色づき、森はにぎやか。

トチの実


色づいたサンショウの実

 この時期 特に華やかなのがツリバナ

 私は「森の花火」と名付けています。

この木の下に行って 下から見上げると、

赤い花火が打ち上げられたような・・・  

Posted by 森の木細工屋 at 08:55Comments(0)

2015年06月29日

初夏のチョウたち

 梅雨の晴れ間に虫たちが飛び交っている。

大形のチョウは まだあまり見ないが

小形のチョウが元気に活動中。


 コミスジは家の近くを活発に飛び回り、

靴や洗濯物や、ときには肩にとまったりする。


 ヒメシジミは草むらで、足元を飛ぶので踏んでしまいそう。


 イチモンジチョウは あざやかな模様が陽に光ってかっこいい。


 キチョウは ひらひらと舞うように飛ぶ。


 モンシロチョウはどこででも見かけるおなじみのチョウで、

ふらふらと 行く先が定まらない。


 テングチョウは 素早い動きで、どこかに止まらないと 何チョウだか分からない。

このあと さらにチョウの種類は増える。

みなさん、チョウは捕まえないで見て楽しみましょう。   

Posted by 森の木細工屋 at 22:47Comments(0)

2015年06月05日

風の中の蝶

 風の強い日、俊敏に飛び回る蝶がいた。

ときおり もう1羽とからみながら

やがて枯れ枝の先に止まる。

 

 小さい体で 飛ばされないように耐える。

そのバランスは見事だ。
 

 その「風に立つ蝶」の動画は、こちら
図鑑で調べると、その名が「テングチョウ」

 触角の下に 天狗の鼻のような突起があるから名付けられたとか。  

Posted by 森の木細工屋 at 09:27Comments(0)

2015年05月07日

今年もゴロゴロ?、カブトムシ

 仕事の合間に 畑を耕すのが、GWなんです。

山暮らしをしていると、暦の赤(休日)マークは

まったく関係なく、日々が過ぎていきます。

 コンポスト堆肥を畑に移す時に、やらなければならないのが、

あの虫、 そう、カブトムシの幼虫を 堆肥から分ける作業。
 

 今年はいるかな?(昨年は全く見当たらなかった。一昨年は100匹以上)

少し戻って来ています。数えると24匹。

 理由は分かりませんが、自然界の掟みたいのがあって、

淘汰されたのかもしれません。

 しかし、今年は すぐ近くでソーラー発電所の工事が始まっていて、

森が伐採されているので、どうなることやら。
 
  

Posted by 森の木細工屋 at 09:26Comments(0)

2015年03月26日

陽射しが恋しい・・

 3月26日、今朝の外気温は-9℃。

真冬並みの朝ですが、今日の太陽は強そうな予感。

 採り損ねたフキノトウが、立派に咲いている。


 そのそばではキタテハが日光浴。

こんなに小さくても、ちゃんと冬眠して

春まで生き延びる生命力はすごい!

  

Posted by 森の木細工屋 at 09:06Comments(0)

2014年12月09日

冬の仕事・薪割りで・・

 今年のイベント関係の仕事はほぼ終わり、

残るは注文制作品の仕上げ。

 そろそろ冬を乗り切るための家の仕事を。

というわけで伐採木の玉切りと片付けに着手。


 これは夏の台風で折れた立木を、薪にするために玉切りしたもの。

半分腐っているので あまり良い薪にはならないと思いながら、

斧をふるって薪割り。

 いちばん腐食の激しい部分を割ると、中から虫が出てきた。


 越冬中の幼虫の住まいを壊してしまった。

よく見ると、どうやらクワガタの幼虫のようだ。


 大変申し訳ないことをしてしまった。

とりあえず割った木をそのまま二つ合わせて 箱に入れ、

落ち葉をいっぱい詰めて仮住まいを作ったが、このあとどうしたものか・・・


  

Posted by 森の木細工屋 at 22:09Comments(0)

2014年08月12日

せわしない吸蜜

 ヒヨドリバナが満開の この季節、

せわしなく動くのがマルハナバチ。


 その蜜の吸い方は、まさに「早食い」

動画を撮っちゃいました。 映像は こちら
  

Posted by 森の木細工屋 at 08:28Comments(0)

2014年08月05日

虫も大好き ヒヨドリバナ

 夏の盛り、ヒヨドリバナが いたるところに咲いています。

白い花、少し赤みを帯びた花。


 この花には毎年たくさんの虫たちが集まります。

ひとつひとつの花は小さいので、次々と渡り歩いて蜜を吸っています。

カミキリムシ


ヒメヒラタアブ


セセリチョウ


昨年見られたクジャクチョウ

 この花はアサギマダラが大好きなことは よく知られています。

虫の写真を撮るには 絶好の花なのです。
長く咲いているし。
   

Posted by 森の木細工屋 at 21:12Comments(0)

2014年07月05日

トンボ?

 近所のお店のテラスの縁に 何か止まっている。

よーく見ると、トンボか?

どうも 羽化したばかりらしい。

ちょん とつつくと、変な格好をした。

トンボのようなスマートさが無い。

そして 長ーい触角がある。

だいいち ここには水場がない。

自宅に戻り、さっそくWEB図鑑で調査を・・

発見! やはりトンボでした。名前が「オオツノトンボ」

でもトンボは名前だけ、実はカゲロウの仲間でした。

テラスの下のサラサラ土で育ったのかも。

もしかしたら 大きな蟻地獄? 見たかった・・・  

Posted by 森の木細工屋 at 08:42Comments(0)

2014年06月28日

羽パフォーマンス

 もう友達 と言えるほど仲の良いチョウクロヒカゲ。

気づくと そばに寄ってきて、

とても地味な色で、恐らく誰にも気にされない・・(と思う)
 

 初めは ピントが合わないと思っていたのですが、

実は・・細かく羽を動かしていたのです。

まるで、こちらに見せてくれているように。

 思わず映像に。 その様子は こちら から。  

Posted by 森の木細工屋 at 08:23Comments(0)

2014年06月05日

初夏の生物は 活きいき

 初夏の 爽やかな季節に・・・

と思ったら、早々と梅雨入りしてしまいました。

 しかし その前が カラカラ天気だったので、

畑が助かります。

 今年はウスバシロチョウが多く見られ、

ふわふら と、花から花へ渡って蜜を吸っています。


 そんな光景をながめていると、目の前の木にモズが止まりました。

長い尾を振りながら 辺りをキョロキョロ、時々こちらも見て、

何をしているのか、鳥の行動は分かりません。


 初夏の山は じっとしていれば、向こうから自然が近づいてくれます。
  

Posted by 森の木細工屋 at 22:16Comments(0)

2014年06月02日

蝶の吸蜜は風にも動ぜず・・

 ハルジョオンに止まって蜜を吸うチョウ。

ミドリヒョウモンか?メスグロヒョウモンか?

 ヒョウモンチョウは特に 人を恐れない。

だから ゆっくりと観察できるのがいい。




 吸蜜の様子は こちら から。

  

Posted by 森の木細工屋 at 22:51Comments(0)

2014年05月28日

ベニサラサドウダンに蜂が集まる訳は?

 ベニサラサドウダンが開花。

ここ数年は ほんのわずかしか花がつかなかったが、

今年は たくさんの赤い花が咲いてくれた。

 その釣鐘状の花に 顔を突っ込んでいるのは、

ほとんどが蜂、スズメバチもいる。
 

 どうして こんなにも蜂に好かれるのか?

蜜がおいしいに違いない。

一花つまんで噛んでみた・・が、

ん~~ 分からない。

 動画も撮りました。 こちら で見られます。  

Posted by 森の木細工屋 at 08:12Comments(0)